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廃材を排出~赤羽スズラン商店街での出会い


昨日は工務店さんが解体後の廃材搬出に、電気屋さんとフローリングやさんが現場調査にいらっしゃいました。

早速床がきしむ場所のベニヤを一部を剥がして、「根太」と呼ばれる床の点検をしていきます。

おーこんな感じなんですね。普段見れない場所が観れて面白いですね。太い柱みたいなのが格子状になって居て、そこに垂木という少し細い木材でベニヤが乗るための下地があります。

色々な専門用語が飛び交いあいますが、少しずつ覚えてきたぞ! 笑

電気配線の位置を確認して居ます。照明がレール状に配置されるようで、どのように固定するかを決めているようです。

打ち合わせをしながら廃材が運ばれていきます。相当な量があるので、これも一手間ですね。しかし1日で出し切れるのかなあ。相当な量です。

もともと壁のあった場所の床が、溝を切ったように穴が開いて居ます。一つはスレート版という床で、もう一つはベニヤで床が出来ています。ここには高さで差がありどのように処理するかを検討されて居ます。

今日は別件で仕事があるため、ここで現場から離れました。皆様よろしくお願いいたします!!

近所のコンビニに飲み物を購入しに行くと、にゃんちゃんがお出迎え。触りたかったのですが逃げられました。めちゃくちゃ警戒している様子だったので近づけない感じでした。残念。

暑いからにゃんも体に気をつけるんだよ~。

さて今日はどんな感じになってるのかを見に行ってきました。

おお~、すっきりかっきり廃材がなくなって居ます。良いですね!!

グレーの鉄の塊は、室内にあった倉庫のシャッターのようです。こんな風になるんですね。

トイレの解体も始まり、新しい水回りが入るスペースを作って居ます。ワクワクしますね。

窓の上には10センチくらいの穴が。

なんのための穴かなあと思ったら、どうやらここはエアコンがつく位置みたいですね!

外の室外機へ冷媒管を通す穴のようです。

どんな感じで進むのか楽しみです。

帰り道、赤羽スズラン通り商店街、通称「ララガーデン」を通って赤羽駅に向かいます。

事務所側からララガーデンに入るとすぐのところにあるお花屋さんで、店先に気になるものを見つけました。

風鈴です。

1個150円!!安いしかも結構かわいい。思いつく顔が3人浮かんだので、3つ購入させていただくことに。

お店では女性の店主さんでしょうか、あともう一人女性の店員さんとご主人と思われる方が座られています。

「いつからお店をやられているんですか?」と伺うと、「西友で25年、このお店で15年です」と。

おお~40年!私よりも先輩だ!!

「もうでもお店を閉めるんですよ」とのこと。出会えたけどそれは致し方ないですね。お疲れ様でした。どうぞごゆっくり休んでください。

実は私、赤羽に縁がありまして、私の祖父母が事務所とは反対の駅の出口に住んでいたのです。そのため幼少の頃は、夏とお盆は「赤羽のおばあちゃん家」によく通ったのです。その事をお花やさんに伝えると、「その頃だと西口のヨーカドーさんもなかったでしょ?」ってそんな話になり、「そうなんですよ~」なんて嬉しい会話をしました。「せっかくのご縁だけど閉店してしまうの、ごめんなさいね」なんて声をかけてもらったり。いえいえとんでもないです。

お礼を伝え、風鈴を受け取り、お店を後にして帰路につきます。

時代の流れともにお店が変わって風景が変わる。時代を反映させた人との関係性が少しずつ変わる中で、今日のお花屋さんでの出会いは嬉しいものであったし、お店がなくなってしまう残念な気持ちも。ここの商店街だけでなく、個人でお店をやられるのはちょっと工夫が必要だったり、大手さんに追いつけ追い越せの競争もあったり、色々大変ではあるはずだけど、どんな時代を迎えても、人と人との暖かい部分は消えずに残って行ってほしいなと、そう感じる瞬間でした。